
キャリアベース
ありそうでなかった、
「キャリア支援のプラットフォーム」サービス、
始めます。
学生の成長によりそう
「もうひとつのポートフォリオ」
ありそうでなかった、
「キャリア支援のプラットフォーム」サービス、
始めます。
学生の成長によりそう
「もうひとつのポートフォリオ」
● PRODUCT MESSAGE
このサービスが、学生のキャリアの「ベース(基盤)」になるように、
学生自身がいつでも立ち戻れる「ベース(基地)」になるように、と
願いを込めてCareer.baseと名付けました。
「大学に入ってから就活までに、何をしておけばいいの?」
「こんな資格や経験が大事だってわかっていたら、挑戦したのに…」
「自分の強みや特徴って、急に考え始めてもわからない」
「就活準備が始まって、慌てて経験の棚卸したけど本当にこれでいいのか不安」
こんな学生の不安や負担を、学生生活の中で解決できる仕組みを提供したい。
そんな想いで、このサービスは生まれました。
Career.baseが、学生生活の基盤の一部となり、ほんの少しでも不安を払拭し、
社会に出るのが楽しみになる学生が一人でも多く増えることを願っています。
学生の成長によりそう
「もうひとつのポートフォリオ」
● ISSUE
〈 現場の声 〉
年々、早期化・複雑化が進む学生の就職活動。
活動の開始や内容の個人差が大きくなり、キャリア支援側の負担も大きくなっています。
学生
大学
大学で身についた力なんてあるのかな?
すごく成長しているはずなのに、なかなか自分の強みを自覚できていない。何かで可視化できればいいんだけど…
就活のタイミングでいきなり自分の強みと言われても全然出てこない…
せっかく相談にきてもらったけど、特徴や強みを掘り下げられるまでに時間がかかってしまう。事前にこれまでの経験や活動がわかるものがあると助かるんだけど…
やりたいことってなかなか見つからない…
できることって何だろう?
「できること」「得意なこと」を起点に、仕事やプログラムを見つけられたら、可能性がぐっとひろがるんだけど…
この職種に就きたいけど、自分が採用してもらえそうな会社に絞って情報収集したい
この職種の求人票データは沢山あるけど、うちの学生を本気で採用したいと思っている企業かどうかはわからないのが悩ましい…
でお手伝いできること
Career.baseは、GPAや所属コミュニティの種類、経験した活動など、学生生活のポイントを簡単に記録できるポートフォリオ作成機能を搭載。半期ごとに「この半期経験したこと」を簡単にチェックしておくだけで、いざ振り返りをする際に「何をやってきたっけ?」と悩むことがなくなります。また、都度更新を促すことで、「本人にはとっては些細な、でも実は強み弱みに連動している経験」を取りこぼすことなく、学生生活を総括的に経験を蓄積することができます。
経産省の定める社会人基礎力の指標で、数値を記録し、推移をレーダーチャート形式で可視化が可能。学生は自身で強み弱みを認識し、意図的にオープンカンパニーやインターンシップなどのキャリア形成プログラムを選択できるようになります。また、経年推移データを用いることで、学部特性・経験履歴特性などの切り口で、自学生のデータ分析も可能となります。
ポートフォリオが型化されることにより、相談員がキャリア面談前に学生について「わかっている」ことが格段に増え、特に学生との初回面談の内容がぐっと濃く深い対話になること間違いなし。学生に「わかってくれている」と感じてもらえるので、窓口の利用率向上にも有効です。項目の読み方や質問の仕方を事前にそろえておけば、相談員全体の均質化も見込めます。
基本項目は設計してありますが、大学独自の項目追加や削除も可能です。キャリア支援戦略に基づき、データ化したい指標や、職員の業務DXなど、まずは貴学が実現したいことをご相談ください。
掲載されるのは、自学に強い関心を持つ企業のみ。自学学生にのみ公開したいプログラムやコース、特別プロセスなど、企業の「ホンネ」が出せる情報を掲載できます。乱立する外部の就職情報サイトや、大量の求人票とは一線を画し、自学学生にとって精度の高い情報を集めて提供ができるようになります。
従来の職種や業種、勤務地等の「~したい」で探す検索軸に加えて、キャリア形成プログラムは「経験できる力」を、採用情報は「求められる力」を検索軸に搭載。社会人基礎力指標で、企業側は情報を記載できるようになります。学生は「自分の得意を試してみたい」「足りない力を補いたい」など、自身の「できる」を起点にプログラムや求人を探せるようになります。
OBOGを学部学科で検索する、低学年や修士博士歓迎の企業を探す、自学限定情報の記載など、就職情報サイトではかなわない検索軸の設計が可能。完全クローズドの学内サイト設計だからこそ、大学おすすめのプログラムや、自学学生向けの採用継続企業などの特別な表現も可能です。
企業の対応(企画案内、原稿管理、問い合わせ、請求、校閲)はすべて運営事務局が担当。大学にかかる企業対応の負担はほぼゼロ。運用開始後の保守・更新も事務局が請け負うため、大学の担当者が異動になってしまったり、人数が減ってしまっても、安定して運用し続けられます。
大阪大学キャリアセンターアドバイスのもと設計された、大学も学生も使いやすい基本企画をベースに、自学のやりたいことを追加・削除できるセミカスタム制作仕様。まずは大学が「実現したい姿」をお聞かせください。
掲載企業から掲載料をいただき、運用を回すモデルを構築。大学が費用負担ゼロ円での導入も可能です。まずはご相談ください。
■アドバイス協力
大阪大学キャリアセンター
メインアドバイザー
家島 明彦(いえしま あきひこ)
大阪大学キャリアセンター 副センター長/准教授
専門は生涯発達心理学とキャリア教育学。大阪大学を卒業後、京都大学の大学院に進学。島根大学キャリアセンター講師などを経て、2019年7月より現職。大阪大学にキャリアセンターを立ち上げ、全学的な立場からキャリア教育と就職支援に従事。公認心理師(国家資格)、キャリア・カウンセラー、島根県ふるさと親善大使、松江観光大使、俳優、僧侶、PTA会長など様々な資格と肩書を持つ。
● INTERVIEW
私がキャリア支援をする中で、特に感じているのは学生たちが自分の強みや経験を掘り下げきれていない現状です。自己PRや就活書類を書くときに『大したことしてないんですよ』と諦めてしまう学生が多い。でも実は、アルバイトやサークル活動のように目立つことだけじゃなく、たとえば日々の授業やゼミ活動、短期で終わってしまったアルバイトやちょっとした先輩のお手伝いまで、彼らの経験には多くの価値と「判断軸」があります。
例えば、コンビニでのアルバイトは単なる作業的な業務と思われることが多いですが、実際はアルバイトでも、店舗全体を見渡し、顧客満足度と購買意欲を高めるための工夫をしていることもあります。けれど、学生自身がその素晴らしさを自覚していないと、この経験は私たちキャリアカウンセラーまで届かず、掘り起こすこともできない。Career.baseにとりあえず記録だけしておけば、ゆくゆくキャリアカウンセラーが「この時はどうだったの?」と掘り起こす質問ができるようになります。
また、この意味合いで言えば学生にとってタイパ(タイムパフォーマンス。近年の学生が重要視している)も良くなる。例えば、初回面談では「初めまして、まずはあなたについて教えてください」から始まるので深く掘り下げるのが難しいものですが、Career.baseがあれば、キャリアカウンセラーが学生の過去の活動履歴や社会人基礎力等をもとに事前準備ができ、初回から深い対話をできるようになるでしょう。本人の傾向を見ながら、「成長」を意識してインターンシッププログラムを一緒に探したりできるかもしれません。
そしてもう一つの魅力は、使い方の柔軟性です。大学ごとのカスタマイズが可能で、大学が希望する項目を追加開発が可能だそうです。例えば面談記録を記入できるようにしたり、大学既存のキャリア支援コンテンツを集約して掲載したり。さらに、学生の入力した情報は系統や学部単位で分析すれば、大学のキャリア支援戦略やアセスメントに役立ちますね。キャリア支援は人の力に頼る部分が非常に大きい分野ですが、Career.baseによってDX化と労働生産性の向上も期待できると思います。
Career.baseは、ただのツールではなく、学生とキャリア支援者、大学全体にとって新しい未来を切り開く手段となるでしょう。このツールが、誰もが自分らしいキャリア形成を実現できる未来への一歩を踏み出す「仕組みづくり」の第一歩となることを期待しています。
PROFILE
大森 冨士代(おおもり ふじよ)
株式会社キャリアル 取締役
1級キャリアコンサルティング技能士
キャリアカウンセリング協会 認定スーパーバイザー
米国CCEInc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー
1997年株式会社リクルート入社。人材採用サービスの企画営業職として、中小企業向けの中途採用企画・提案営業を経験。2008年からはグループマネジャーとしてエリアマーケットの強化、新商品立ち上げプロジェクト等を経て、2011年リクルート退職。以降、企業研修・従業員キャリア面談などの企業支援を始め、大学のキャリアデザイン授業講師、新卒イベント講演、厚労省高校生就職ガイダンス、行政受託セミナー等多角的に若者のキャリア支援を行っており、年間のキャリア面談数は約500名に上る。またその傍ら、キャリアカウンセリング協会認定スーパーバイザーとして、キャリアカウンセラーの育成にも貢献している。